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店番しながらyoutubeで「ひき逃げ」を。
最近作られててもおかしくないサスペンス仕立て。
高峰秀子さん主演で、夫である松山善三オリジナル脚本。監督は成瀬巳喜男。
かわいい盛りの5歳の息子を亡くした母親役の高峰秀子さんの酔って暴れる姿が真に迫り胸が締め付けられる。
司葉子って綺麗。

昨夜までレイトショー上映だった「フジコ・ヘミングの時間」。
ピアノとかクラシックとか全然得意じゃないけど嫌いじゃないのと、あの容貌になんだか興味がある女性。
やっぱり素敵な人だった。
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子供の頃書いた絵日記がツボ。
絵が上手で文章も可笑しい。
そういうもの全部で彼女ができている。
妻と子供を残し去った父を恨んでいたかもしれないけど、それよりも父から受け継いだものを愛しているようにも見える。
最後に出てきた父の足跡が素晴らしくて、そこから始まったのかとさえ思えるほど。
与えられる愛情が存在しなかったけど、引き継いでいるものを誇らしく思っている。
80歳を過ぎて4時間の練習を毎日欠かさず、弾き続ける姿はとにかく美しい。
ピアノの音色と美しい映像にため息が漏れる。
贅沢な時間。

満足して帰ったけど、録画してあった「イニシエーションラブ」
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最後が・・・・・。
っていう宣伝文句を覚えてて。
気になってつい見始める。
そうでもないラストだったけど、これ文章で書くの難しそう。
原作は面白いかも。




by dandanjunjun | 2018-07-27 12:08 | 映画 | Comments(2)

めぐりあう日

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めぐりあう日
ウニー・ルコント監督。
自身が養子に出された境遇を映画に反映させている。「冬の小鳥」もそう。
養子に出された女性が子供を持ち母親を探すが拒否される。
探すために、自分が産まれた産院のある街に引っ越す。
そこで偶然にも糸が繋がる。
これを観て思ったのは。
前に聞いたことがあるけど、女性は相当複数でない限り子供の父親はわかるけど、自分の子供ではない子供を自分の子供として育ててる男性が極々少数ではないという話。西欧と違い見た目では分かりづらいこともある。
映画では主人公はフランス人同士の結婚なのに、子供は「ご主人はアルジェリア?」「アラブ?」などと聞かれる。
そうなるとやっぱり気になるだろうなー。
一体自分の両親はどんな人だろう。
母親は事情があって子供を手放したけど、偶然会った孫が気になったり、娘にも惹きつけられる。こういうの血っていうのかな。
でも感傷的なベタベタした感じがなくて、手放した親やその周りの家族もありがちな保守的な田舎の人たち。苦しさを乗り越えていく力をどちらも持てたのが救い。
家族って小さな大切な単位だけど、離れても成り立つ不思議なもの。
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暑いのに掃除してたらこんなもの見つけた!
嬉しい。
着よう。

by dandanjunjun | 2018-07-20 20:56 | ファッション | Comments(0)

ラジオ・コバニ。

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ラジオ・コバニ。
一時間ちょっと。
だけど濃い。
廃墟のような街。
でもそこに人は戻って来る。
戦争という、わけのわからない、なぜそうなったかを考える暇もなく破壊されていく街と人。
失うことで人が破壊される。
戻ることができるのか。
ゴミのように人を捨てる映像。
その人は誰から産まれたのか。
これは同じ地球で起こったことなのだと。それを本当に理解しているのか。
昨日、息子が20歳になった。

by dandanjunjun | 2018-07-12 00:55 | 映画 | Comments(0)

パリ20区、ぼくたちのクラス
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前にも観たはずだけど。
改めて。
息子が今月20歳になる。
振り返って13歳、14歳くらいの時の記憶。
ああ言えばこう言う。
「あなたはそう思うかもしれないけど」と言ってたな〜。
彼より長い時間生きてるから知ってる。分かってると思ってたと思う。その時々に一生懸命考えてたとは思うけど正しかったかはわからない。
この映画を観ながら色んなことを思い出したり考えたり。
生きて来た時間が短くても、その時間は感情を持って考えている。自分もそうだった。小さい世界の中で精一杯色んなこと考えてた。
それが正しかろうが間違えだろうがそれが全て。でもこの映画の中の子供たちのように思ったことを口にしていたか。環境の違いだとは思うけど、日本と比べて大人になるのが早い気がする。それは良し悪しではなく。異なる環境で生まれ育った子供たちが一つのクラスで授業を受ける。それぞれのアイデンティティがぶつかり合う。それをまとめる教師は大変。やり切れないことこの上なし。でも人間であることも悲しいかな事実で。感情に流されたり抑え切れなかったり、それを誤魔化したり正当化したり。正解はわからないけど将来に希望を持たせたいという思いがなければやってられない職業だとも思う。子供たちがどうだと言うことは、同時に大人はどうなのかと問われていることを肝に命じなければね。

by dandanjunjun | 2018-07-07 23:30 | 映画 | Comments(0)

もの凄い雨です。

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もの凄い雨です。
「大阪の宿」五所平之助監督。
佐野周二と乙羽信子。
東京から転勤で大阪に来たサラリーマン。戦後10年くらいの、まだ混沌とした大阪。おそらく勢い良く戦後の復旧が進む東京に比べ、大阪はそこまで回復していないような。住む場所をさがしていた主人公はたまたま耳にした旅館に逗留することに。ここで出会った人たちの苦しみや人間の愚かさに嫌気がさしながらも、いつしか親しみを持って打ち解け、優しさを見せるように。恨むべきは人ではなく社会だというメッセージが伝わってくる。
佐野周二という俳優さんはどこか品があって、2枚目俳優ではあるけど、その物腰といい、厳しい目の中に穏やかな優しさが見える紳士。
芸者役の乙羽信子のがらっぱちな中にひたむきな恋心が切なくってかわいい。

by dandanjunjun | 2018-07-06 20:23 | 映画 | Comments(0)

LUCKY

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オープニング、ラッキーが日課であるヨガポーズを下着姿でたよりなく。
「パリ、テキサス」から止まってしまっていたのでちょっとショック。
そりゃあもう亡くなるくらいのおじいさんになっていた。
監督が本人に当て書きしたというシナリオというだけあってぴったりの雰囲気。
私の母も一人暮らし。
毎日ほぼ予定通りの日常を生きている。
若さと老い。
「BPM」を観た時に考えた前向きな生きたいという気持ち。
これは知らないところへ向かって行く恐怖。
どちらも「生きたい」ということ。
長い時間を生き、経験を積んで酸いも甘いも乗り越えて・・・それでもまだ「怖い」のが人間なのだ。
と中途半端な年代はこれからどう生きるんだろう。
言いたいことを言い合える、時間を共有できる友人を持っていたい。
伴侶であれ、パートナーであれ、友人、肉親、誰も全てを共有はできない。
ところどころ、邪魔にならない範囲で寄り添っていられたら死ぬまでの時間を楽しく生きられるかも。
御冥福をお祈りして。
素敵なものを遺してくれて。


by dandanjunjun | 2018-07-03 14:12 | 映画 | Comments(0)