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情婦

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情婦
憶えてないくらい前に観た「モロッコ」が唯一観たマレーネ・デートリッヒだとしたら2本目のこの映画は、監督ビリー・ワイルダー、原作アガサ・クリスティだそうで、面白かった。
時代というのは、考えてみたらほんの100年以内に起こっていることが、計り知れないくらい遠い昔のことのようで、この人が亡くなったのも1992年といえば、同じ時代を生きていたとも言える不思議。最近知ったのは太宰治と松本清張が同じ歳という事実。39歳で亡くなった太宰治と42歳で小説家デビューした松本清張では、全く世代が違うと錯覚してしまう。
長生きしたマレーネが生まれたのは1900年といえば、遥か昔の人だとも思えるのもまた錯覚か。
よくできたストーリーで、まんまと騙され振り回されて心地よし。
背景に騙され、見た目に騙され、隠された感情にも変装にも騙されっぱなし。これが私が生まれる前にできた映画だというのも、また痛快。


# by dandanjunjun | 2019-09-14 00:06 | 映画 | Comments(0)

アマンダと僕

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アマンダと僕
加害者の情報はメディアで流されるものの、被害者に関しては知られるものは限られる。
その意味が良く分かった。
大切な人を失った以上、それ以上に失いたくない。残された者が生きていく上で守られなければいけないもの。悲しみを乗り越えなければ生きられない、生きなければいけない人の性。たった7歳の子供が母親を失っても生きるために乗り越えなければいけないものが、やっぱり人の温もりで、それが近い遠いに関わらず、時間ではなく縁であるものなのかと感じる。
何かに依存しなければ生きられないと言えばそうだけど、依存する何かを見つけるのもまた人の性?

# by dandanjunjun | 2019-08-11 22:42 | 映画 | Comments(0)

名もなき負け犬の輪舞

名もなき負け犬の輪舞
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日韓関係が緊張の中、最近韓国映画を観たいという欲求が止められない。
これは WOW WOWで。
この監督の作品は初めて。
よくあるノアールものではあるけど、なんだかざわざわする。
だれも信じられない世知辛い世の中で、しかもヤクザな下克上が半端ない場所で、ちらちらと信じたい愛したいと渇望する男たち。生き残るのは誰。裏切ってるのは誰。
知ってるのは誰。
韓国という国を客観的に異国として、日本にない歴史を見るには韓国映画が果たす役割がとても大きい気がするのは気のせいだろうか。

# by dandanjunjun | 2019-08-11 19:21 | Comments(0)

しあわせの絵の具

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しあわせの絵の具
モード・ルイス
この方のことは知らず、好きな女優さんサリー・ホーキンスなのに劇場では見られず、WOW WOWで。
よかったー
心が洗われた。
しあわせってこういうことか。
結婚ってこれだよね。
愛するって自然なこと。
難しいことじゃない。
近くにいる人を知り、育むもの。
よかったー
サリー・ホーキンスってやっぱり良い女優さをやだ。

# by dandanjunjun | 2019-08-08 01:14 | Comments(0)

主戦場

主戦場
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日系アメリカ人が大学院の卒業制作で撮ったということ。
メディアを観て疑問に思った慰安婦問題を公平な立場で両側から取材とあるけれど、観た感想を言うと、この監督自身が偏っている。
保守派論客と言われる人たちの証言の後に、覆い被すように反論する証言を入れている。もちろん語る内容は編集されていないけど、観る側としてはどうしてもそちらに傾いてしまう。
私も無かったこととしている日本側の姿勢に疑問は抱くし、そこに辿り着く行程は必要不可欠だけど、もう少し客観的に作ってくれたらと思ってしまった。
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続けて観たこの映画。
日本のテレビ局がウズベキスタンへ番組を撮りに。レポーターの女性が、知らない地で出会った人や物を通して自分を見つめ直す、みたいな。ウズベキスタンという国の国民性のようなものが、控えめに描かれながら、触れていく感じは心地良いのだけれど。
正直良いのか悪いのかよくわからない映画。
ただ、主戦場を観た後だからか、日本人の誇りというものを考えた。
戦争に負け、今尚外国から慰安婦問題で蔑められるだけの日本人ではない。
過ちは認めても、他に誇れるものがたくさんある。そういうものを台無しにしないように、自信を持っているべきだと。

# by dandanjunjun | 2019-07-22 11:28 | 映画 | Comments(0)