友罪

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観たい映画が溜まっていて、昨夜は久しぶりに はしご。
これは2本目にレイトショーで。
地方のシネコン、観客3名。
瑛太だよ、生田斗馬だよ。
二人は実力もある俳優さんでかっこいいだけじゃないけど、こういう役をやってくれると、観ないはずのお客さんが見てくれたりするのがいいと思う。
「重い」だとか「空しい」だとかにわざわざお金と時間を使うことは価値のあること という難しいことじゃなくて、ただ私も観ながらひたすら考えた。
「少年犯罪」
まだ人格形成が成されていない「子供」が罪を犯した場合の将来。
その被害者が子供だったら。
将来をある日突然断たれてしまった子供とその親にとって、加害者の将来はあっていいのか。
そもそも更生とは。
窃盗や傷害など、更生の期待ができるものと、そうでないものがあるように思う。
この映画にもあるように、少年院を出た加害者が本当に更生したのかは誰にもわからない。
「時間」で計るしかない今のシステムガ正しいのだろうか。
加害者にとっても被害者にとっても円満な解決はないけど。
佐藤浩市は未成年無免許飲酒で息子が幼い子供を撥ねて殺してしまった。
夫婦は離散し子供とも会わない。
10年後息子が結婚するという。
相手の人は妊娠している。
「罪を犯した人は幸せになってはいけないのか」
父親は「いけない」と言う。
かわいいに決まっている。自分の息子が罪を犯したってかわいいに決まっている。
その子の孫にだって会いたい。
でもそれは許されないという父親が身につまされた。
私もそう思う。
でも、そうじゃないかも、とくるくると思いが変わりながら映画は続く。
それぞれの人物の立場、思い、そして行動。
どれも正解なのかはわからないしこの映画に終わりはない。


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by dandanjunjun | 2018-06-01 13:48 | 映画 | Comments(0)