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アメリカンスナイパー

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クリント・イーストウッドの映画を積極的に観たいと思わないのは観る前からすでに十分な完成度だとわかってしまうからか。
この映画も。
原作読んでないし、実在する人物だし、それがそうなんだからと言えばそうなのかもしれないけど。
賛否両論、評判は分かれるらしいけど。
戦地から帰る兵士の抱える心の問題は遡るならどの戦争にもあったはず。
映画で知ったのは多分「7月4日に生まれて」ベトナム戦争帰還兵。
国の為、仲間を守るため、家族の為に正しいと思って戦地で敵を殺す。
そこには罪のない人たちがいて、それは繰り返される戦場の現実。
だったら戦うことは正しいのか。
戦わなくても守ることができるのか。
自分が戦わなければ敵も戦うのを止めるのか。
どこまで戻ってやり直さなければならないのか。
あまりにも進み過ぎて取り返しのをつかないところに来てしまっているのじゃないかと思ってしまう。
何を辞めて何を諦めたら何処に行けるのだろう。
この題材で違う監督が撮った映画を観たいと思う。
by dandanjunjun | 2015-03-10 23:09 | Comments(0)