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父、帰る

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ロシア映画。
この国の事情がよくわからないし、背景もほとんど語られないからどこまで理解できたのか。
ある日突然、12年ぶりに父親が帰って来る。
帰るっていうのは、帰りを待っている状況がある場合で、母親でさえ喜んでいる様子はない。
子供たちが、下の子は小学校低学年にしか見えなかったから12年というのがまずびっくりで。
少なくとも12、3歳とその兄の兄弟はほぼ父親の記憶はないが写真で確かめると間違いなく父親のようだというレベル。
帰ったあくる日から息子2人を連れて旅行に。
この旅行が思いがけない結末に。
長男は次男から媚びてると言われるくらい父親に従う。
次男は、オープニングに臆病な様子とは裏腹に父親を認めず反抗する。
長い時間を母親と祖母という女親に育てられた兄弟に、厳しく男らしさを学ばせようとする父親は性急で荒っぽい。
ただ、ロシアという国での父親の存在位置がよくわからないのでこれがどうなのかはわからないけど、とりあえず12年ぶりということを踏まえればやや危なっかしいやり方だ。
男らしい父親に憧れるというには土台が無さ過ぎて難しいだろう。
父親が何故今まで帰って来なかったのか、帰りたくても帰れなかった、会いたくて堪らなかった、こんなに大きくなっていて嬉しいとかいう言葉も表情も何も見えない。
最後に父親が「誤解だ。」って言った時初めて父親の顔だったように思った。
時既に遅し。
色んな意味でわからないところが多かったけど、次男のちょっと老けた顔が良かった。
by dandanjunjun | 2015-01-16 21:29 | Comments(0)