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生きながら火に焼かれて

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2004年に出版された時、雑誌で紹介されてたのを覚えてる。
この表紙がショッキングだったから。
読みたいと思いながら・・・最近ブックオフで発見。
中東シスヨルダンで生まれたのが1950年代だから、おそらく私より一回り年上だろう。
女の子は学校にも行けない。
望まれるのは男の子。
男の子ができるまで産み続けるが、女の子が多すぎると生まれた時点で生んだ母親が殺してしまう。
処女のまま17歳くらいまでに結婚できるのが女の子の唯一の幸せ。
父親にムチで打たれながら、家畜の世話、洗濯、炊事、そして弟の世話。
結婚しても、ムチで打つのが父親から夫になるだけ。
こんな風習の残る部落では、女の子が結婚前にふしだらなことをすると、家族の名誉のために家族の手によって処刑される。
ふしだらといっても、男の人と目を合わすとか、しゃべるというのもそれに入るらしい。
この著者は、一つ上の姉がなかなかお嫁に行けなくて自分の番にならない。
順番は重要で、先を越すことは許されない。
しかも、自分には欲しいと望んでくれる人がいることを知る。
それだけで舞い上がって恋をする。
相手は目の前に住むハンサムな青年。
「結婚したい」と言われ、失いたくない、嫌われたくないという想いから青年の言うままに・・・。
信用して許したのに、妊娠を知って逃げてしまう。
これはよくある話かも知れない。
騙された女も悪い、馬鹿だと私たちの住む世界ではそうだろう。
でも、この部落に育ち、そういう女がその先どんな運命になるかを知ってる男がするなんて!
風習という文化が変えられない状況が吐き気がするほど辛いけど、
その中で弱者である女を守るという概念がないということは、部落が絶滅する以外これは変えられないのか。
著者は義理の兄によって処刑されるが、死に至らなかった。
酷い火傷は残ったが、奇跡的に助けられた。
助けるのも容易ではなかった。
またその先の人生も。
この地域だけじゃない、他にもこういう風習が残った地域がまだあるらしい。
肌を見せないとか、カフェに行けないとかはまだ耳にするけど。
今、この村はどうなってるんだろう。
Commented by zucchini0315 at 2009-05-12 11:56
気になってましたこの本
2003年バンコクのカオサン(バックパッカーのたまり場)で
全身やけどでただれた白人女性が普通に歩いていた
衝撃でした…なのがあったのだろうか
Commented by dandanjunjun at 2009-05-12 16:23
zucchinioさん
確認されてるだけで年間6000人の女性がなんらかの形でこの「処刑」を受けているそうです。地域はやはり中東、アジアが多いらしいけど、その白人女性は・・・。文章で読むだけでも惨くて辛いから実際目の前に現れたら・・・。「出現」という人たちが救出活動はしてるけど、助けられるのはほんの一部なんでしょうね。
Commented by zucchini0315 at 2009-05-13 14:47
!今見直したら私の文章!
なのがあったのだろうか…改め「何があったのだろうか…」です〜
Commented by dandanjunjun at 2009-05-13 15:10
zucchinioさん
ようやく間違えず「zucchinioさん」とできるようになった私にお気遣いは無用です(笑)解読してますよ(^^)
Commented by zucchini0315 at 2009-05-14 10:51
わはは〜恐縮です〜ちなみに「ずっきーに」なので「zucchini」で+0315(周のたんじょうび) だよん♪
Commented by zucchini0315 at 2009-06-03 16:17
図書館で発見して読みましたよ…
Commented by dandanjunjun at 2009-06-03 19:22
zucchinioさん
読むの辛いですね。amazonとかで、これもどうですか?みたいなの薦めてくれても、なかなか手が出せません。
by dandanjunjun | 2009-05-11 11:58 | | Comments(7)