恋人たち

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「ぐるりのこと」から7年。
ってどうしても10年以上前で、一緒に観た友達も記憶にあって、観終わってなんか話したなぁとか思うけど、その友達と映画観てたのって軽く18年以上前 笑。
私の記憶はいったいどうなってるんだろう。不安でいっぱい。
なににせよ、映画館で観たかったので19時20分スタートにダッシュ。
2時間20分、退屈しなかった。
静かな映画でクライマックスとかはなく。
淡々と映す、だけど苦しくてやるせなくて。
一見物語の登場人物たちなんだけど、どの人の日常も全部なんとなくリアルにその辺にいそうだったり自分に置き換えられたり。
一本だけの軸が映画の中にあるんだけど、そこから伸びる線が細いけど細いながらも途切れずに伸びていく。
ドキュメンタリーのようなリアリティがあるし、辿ってきた時代を思い返すことができる。
ぐるりのこと もそうだった。
観終わってからジリジリと浸透していくような映画。
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by dandanjunjun | 2015-11-27 10:48 | Comments(0)

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前後したけどまたジュリエット・ビノシュ。
夫役は髪が長くて気が付かなかったけど「真夜中のゆりかご」の主演俳優。全くわからなかった。
若いかなとは思ったけど。
「地雷を踏んだらサヨウナラ」みたいな戦場カメラマン。
待つのが女だったら。
いや、辛いのは同じだけど、太古の昔から闘う男を女たちは待っていただろうから、諦めとは違うのかもしれないけど、どこかで「その時」を予測しながら待てるのかもしれない。
対して男が女を待つというのは歴史的にもまだ稀。
アフガニスタンで自爆テロをする女性を撮り爆発の巻き添えになるカメラマン。
一命はとりとめ家族の元に無事帰って来る。
まだ幼い娘と多感なその姉。
無邪気に帰りを喜ぶ次女と複雑な長女と夫。
待つ身の辛さ。
夫がもう無理だ別れようという気持ちはわかる。行くなと言う代わりに別れようと言ったんじゃないか。
止められない。
だって誰かがやらなければならないことをしている妻に「やめろ」って。
情熱を持って怒りを写真に写して誰かを助けようとするのは勇敢なこと。
だけど本当に危険だから誰だってできることじゃない。
でもそんな危険な場所で生きている人は全然いなくならない。
紛争、戦争世界中でなくなったことなんてないし、この先なくなる見通しもない。
忘れられた場所で不幸に生きている人がいることを誰かがつたえなきゃいけない。
誇りをもつべき行為ではあるけれど、それが家族であるなら複雑だ。
覚悟ができる日は来ないかもしれないけれど、愛してるという気持ちだけなのかもしれない。

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by dandanjunjun | 2015-11-25 23:09 | Comments(0)

ピンク

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昨日観た「ナイト・クローラー」面白かった。
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スクープ写真で稼ごうとする主人公。
ジェイクギレンホールが不気味で良い。
どんどん病的にのめり込んでいくに従って映画が盛り上がっていく。
おかしくなっていくようなのに、出てくる言葉は計算され尽くしたかのように冷静でしたたか。
年上のレネ・ルッソも壊れていく。
最後の壊れ具合がちょっと嘘臭いのが気になったけど、それでも久しぶりにハラハラする面白い映画だった。

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by dandanjunjun | 2015-11-23 23:16 | Comments(0)

暮れ逢い

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原題を直訳すると「約束」らしく、この日本語が聞き慣れないので検索してみるも、やはり造語のよう。
意味が今ひとつわからない。
内容は古典的な恋愛ものなので、複雑ではありません。
逆にもう少しなにか・・・と現代に生きる私などは欲張ってしまいます。
待つことで正当化しているけれど、気持ちの上では紛れもなく不倫で、男はこの上なく薄情でエゴイスティックに映る。
優秀で勤勉な男だし、苦労して自分で築き上げた地位だと思っているかもしれないけど、女の夫から沢山のものを与えられている。
恩のある人の妻を奪おうとするなら全てを捨てなければ美しい純愛と言えるのか。
もちろん女にも待てとは言われているけれど。
純愛を今の安易な時代だからこそ美しいものとして描くことにそれほどの意味があるのだろうか。
ルコントが大好きだから今でも観たいと思うしこれからも観るとは思うけど、初期のエッジの効いた大人のコメディがまた観られる日は来るのか。
もちろんこの「暮れ逢い」では以前から感じられる 押し殺した感情と息づかいは健在で、だけどそれをこれからも観たいかと言われればそれはどうかな。
輝く若妻がミスキャストて言ってるひとがいたけど、そうは思わなかった。
「それでも恋するバルセロナ」でも知的な印象は好感が持てるし美人というより魅力的な人。
あとは衣装。
どれも素晴らしいし、抑圧された感情が繊細で美しく首の詰まった清楚な衣装に表されているようで。
歳の離れた夫婦。
夫の愛情はアラン・リックマンが十分に伝えている。
手放せない愛情。
こっちの方が引き裂かれた2人より悲しく見える。

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by dandanjunjun | 2015-11-23 09:40 | Comments(0)

腑に落ちなかった映画

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割と話題にもなっていたので心待ちにしていた映画。
ちょっとハネケっぽいのかなとか勝手に想像したりして。
観たのはもう随分前で、なのにどうにも腑に落ちず、だけどやっぱり書いておく。
そもそも。
中の上くらいの理想的な家族がスキーリゾートにやってくる。
父親は少しワーカーホリック気味。
ご飯食べようかとテラスに座っていたら雪崩。
人工の雪崩だとはわかっていたもののあまりにも近くてその勢いにパニックに。
それで父親が家族を放り出して逃げる。

ありえない。

その前に観た真夜中のゆりかご。
薬漬けのどうしようもない父親だって、そりゃあ泣いてる赤ちゃんは確かにバスルームでウンチまみれになっていたけど、それでもこんな父親だってあの場面ではきっと子供を守るはず。
これは理屈じゃなく本能だと思う。
貧しくても辛くてもおそらく体が勝手に動いてしまうはず。
その部分でつまづいたから正直乗れなかったけど、多分言いたかったのは
みんな取り繕って必死に自分を守ってるってことなのか。
何の意味があるだろう。
だって子供はちゃんと見てる。
嫌だけど取り繕ってもの綻んでしまう。

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by dandanjunjun | 2015-11-20 23:12 | Comments(0)

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50歳を過ぎたジュリエット・ビノシュ。
なんとなく機会があれば観てしまう女優さん。
イメージがいまだに「存在の耐えられない軽さ」で。
別に田舎からで出てきたばかりというわけじゃないのになんかちょっと土くさいというか垢抜けない人・・・なのに存在感たっぷりで。
「ダメージ」では洗練されたシリアスな女を印象づけてしまったり、様々な役でいつもある意味新鮮に感じられる杞憂な女優。
さて今回は、オリヴィエ・アサイヤス監督がジュリエット・ビノシュのために考えたというストーリー。デビューから20年たった女優が自身のデビュー作のリメイクに出演する。。精神的なものか肉体的なものか女同士の主従関係。男女関係でもありがちな歳の差がイコール上下関係とは限らない。どちらが支配しているのか。
金銭的に優位だとしても、それすらも実は操られていたりして。
若く才能溢れ怖いもの知らずな女の子を自分のものにしたい年上の女はできる限りあたえようとするが。潮時になればあっさり去ろうとする若い女。
追いすがり破滅してしまう年上の女。
簡単に言えばこんな感じ。
ジュリエットは若い女を演じた20年後に、当時あっさりと捨てた年上の女を演じる。
20年後に若い女を演じるのはクロエGM。
相変わらずの丸顔童顔で才能はあるが問題も多い弾けた女優を。
殊更弾けたところを強調したり、今時の潔いかっこよさみたいなものを見せたかと思えば情熱的に著名既婚者と愛し合う。
自分は叩かれるのには慣れっこだから彼を守らなきゃって。
そう、大人なのか子供なのか分別ができない。
宇宙人かモンスターのようだけど、自分たちにもそんな頃があって、そこから果たして大人になっているのだろうか。
見た目を美しくあり続けなければならない女優ならなおのこと、外見に縛り付けられながら精神的に大人になるのは・・・。
だけどみんな自分は成長していると思っている。
若い子たちにはないものを培ってきた。
生きてきた以上それが当たり前。
それが幻想だから悟りを開くなんて特殊な修行でもしなければありえないことで、人は思慮深さより嫉妬深さを身につけてしまう。
撃ち砕けられながら人は醜く、だけど美しくものをなっていくのか。
変わらない自然の雄大さと美しさと同じように人も繰り返しているだけかもしれない。
ジュリエットの秘書役のクリステン・スチュワート。
ご本人も良かったけど、この役が世代とか立場の橋渡しになって。
どちらの女優にもリアリティを持たせていた。
最後に、ジュリエット・ビノシュ。
顔や体型にきちんと歳を重ねた現実が見える。二の腕腰まわりにしっかりと脂肪を蓄えているのにやっぱり美しい。

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by dandanjunjun | 2015-11-18 08:47 | Comments(0)

恋するパリのランデヴー

って意味不明でさっぱり覚えられないタイトル。
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ソフィー・マルソーにガット・エルマレと大好きなお二人なので観てみると。
2人はもちろん、登場人物はみ眺め魅力的で、コメディとして面白くはあるけど、あまりにも古典的で。
まぁ、ソフィー・マルソーのための映画というのが何年かに一度はあっていいとおもうので、この先もこんな感じで数年に一度彼女のいつまでもかわいらしく素敵な姿を見せていただければ。
これは2012年の作品で、呑気に素敵なパリの街を眺められるけど、ここであんなことが起こったかと思うと、どんなに怖かっただろうかと。
もちろん日常的に怖しい環境に生きる人たちがいるということは忘れてはいけないことだけど、自分も含め安全だと思っていた場所での突然の悲劇に言葉もありません。

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by dandanjunjun | 2015-11-16 11:04 | Comments(0)

カフェ・ドゥ・フロール

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映画館で見逃してレンタル。
母と息子の寄り添い立ち向かう映画かと思っていたら。
途中まで全く趣きの違う時代も違う二つのストーリーが並行して進む。
???というのが頭に。
ずっと前に前世をみてもらった 笑。
多くの人が現世で例えば夫婦なら、前世でも親子だったり兄弟だったりすると。
だけど私たち夫婦は現世で初めて出会ったのでまだお互いを分かり合えていないらしい。
別に信じたわけではないけど、占いというのかそういうものはある程度パターンというものがあって関係性というのは割とそのパターンに当てはまったりするのかな。
だいたい話す内容だとか、表情だとかそんなもので抱えてる問題が少しわかったり。
この映画を観てそんなことを思い出した。
産まれた息子がダウン症で夫とは離婚してしまい1人で息子を長生きさせるために必死で頑張る母親。
息子は自然に生きる。
言われたとおりのことをして、もちろん母親を深く愛し少し離れるのも寂しがる。
仕事を終えて急ぎ息子を迎えに行く母親はまるで恋人に会いに行くようにも見える。
並行して進むもう一つの話は。
幸せそうな男。
離婚して娘2人と美しい恋人と暮らす。
振り返る過去にはいつも元妻が。
まだあどけなく見える頃から共に歩んで来た2人は恋人になり結婚する。
運命の人だとお互い信じていたのに、夫に好きな人が。
セリフの中に夫が娘に言った「パパだってママが恋しい」
???
浮気して妻と別れて若く美しい人と一緒に住んでる男の言うセリフ?
ママが嫌いになったわけじゃないけど、もっと好きな人ができてしまった。
その現実が自分でも信じられないというのがなんとなく納得できてしまう。
妻にとっては絶望で。
信じていた夫が他の女性を好きになるなんて。
立ち直れない妻が前世をみてもらう。
ここから二つのストーリーが交じっていく。
やっとと思える 笑。
観終わって考える内容ではあるのでこれ以上は書かない方が。
ただDVDの特典にもう一つのラストがあり、こっちだよという感じもする。
劇場公開時にはこれは見せなかったのかしら。
両方観た方がより実際のラストに納得できるかもしれない。
久しぶりのバネッサ・パラディはとても良かった。
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by dandanjunjun | 2015-11-15 01:09 | Comments(0)

フランティック

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今更初見。
ロマン・ポランスキーと妻であるエマニュエル・セニエ。
まだ若くて少し前に観た「毛皮のマリー」と比べると、同じ女性としてその成長に目を細める←NHKで谷崎潤一郎の番組を見たからか変な表現になってる。
スレンダーな体型で、だけど昔から変わらないあの顔立ち。美しくどこか下品だけど嫌じゃない。
アメリカ人医師にハリソン・フォード。
この無骨さがまたエマニュエル・セニエともなぜだかしっくりくる。
話はちょっと複雑というか。
まず英語とフランス語。
主人公、妻、運び屋の女、ホテルの従業員、刑事、アラブ人にイスラエル人と画面が動くと誰が登場してるのかわからなくなって 笑。私だけか。
話が大きいんだか小さいんだかはわからないけど、雰囲気と映像はかなり好物で。
グレースジョーンズのリベルタンゴがまた良い。
時代を見られるのも映画の醍醐味。
当時作られた映像はその時代を先導するインテリア、ファッション、音楽が存分に見ることができる。
もちろん監督脚本の趣味嗜好が反映されているからこそまた面白い。
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ヴィンテージのガラス。
安っぽくてかわいい。
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何年放置されていたのかというパーツをピアスに。
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by dandanjunjun | 2015-11-13 09:21 | Comments(0)

克服

レシピを見て格闘するも断念して放置してあったビーズのステッチ。
先生に見てもらいながら最後の時間に慌てて作ったお手本を頼りに挑戦。
実物を見ながら刺しては抜きを繰り返しようやくできた。
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一見簡単そうだけどこれが結構難しい。
だけどできたら嬉しいのは大人になっても同じ、そう逆上がりのように 笑。
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組み合わせてグルグル止めただけ。

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by dandanjunjun | 2015-11-12 11:11 | Comments(0)