孤独な場所で

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脚本家である男は、たまたま家に呼んだクラブのホステスが何者かに殺害され疑われる。
アリバイ証言によりそれを救った女。
二人は直ぐに惹かれあう。
というよりはその前から「ピっ」ときていたよう。
人が変わったように仕事に没頭し、気力を沸き立たせる男と、その愛を受け止め幸せに酔いしれる女。
ところが男は超キレやすい(笑)
この頃、キレるなんて言葉はなかったろうが、本当にぴったりくる表現だ。
あまりの豹変に女も動揺し、怖くなる。
どれも運命のいたずらのような偶然が重なりながら、最後までその運命に振り回されて終わりを迎える。
この女優は監督ニコラス・レイの奥さんで、この映画の結末のように、監督と彼女も終わってしまったらしい。
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この女優さん、グロリア・グレアム。
とても綺麗でスタイル抜群。
何を着てもエレガントで美しい。
綺麗過ぎて印象が薄いくらい。


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知り合って数年の友達をイメージして作ってみた。
彼女は私より7,8歳は年下なのだが、見た目の柔らかくかわいらしい3児の母。
話してみると気持ちの純粋さに驚かされる。
色んな環境で、色んな人たちを見て、年齢、性別に関わらず、尊敬できる人に出会えると、それは財産と思える。彼女もその一人。
でも、作ってみてふと考えた。
とにかく「かわいらしく」と作ってみたけど、彼女はそうだろうか??
内に秘めた強さと逞しさを、物腰の柔らかさから覗かせる時がある。
これは彼女の好みじゃないかも。
と、こんな物作りもまた楽しい。
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by dandanjunjun | 2011-11-28 11:57 | 映画 | Comments(2)

愛しいものたち

最近手に入れたもの
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ヤフオクやアマゾンでお安く入手。
「セクシリア」のVHS(レンタル落ち)とアルモドバル映画のパンフ(不明だけど、少しちゃちなので(笑)正規のものじゃないかな)。
映画が好きだと言うと、よく人に聞かれる「お薦めは?」
あらゆるジャンルを網羅していて、記憶力に長け、かつ表現力も豊かならすんなりとその人にあった映画が出てくるのだろうが、私はまったくそうじゃない(苦笑)。
幅が怖ろしく狭いし、知らない映画だらけ。
それでも聞かれたら頭に浮かぶ映画がポツポツある。
誰が観ても感動できる映画は素晴らしいし、私だって泣きながら観る上質な作品はある。
でも、「これ誰かに教えたい」ってうずうずするような映画も。
この「セクシリア」もちろん監督はアルモドバルで、何故かこの監督は大好きだけど、なかでもこれは凄くスキ。
ジャケットからすると、私だって息子の目に付かないとこに置いちゃうし(笑)。
(ただこの監督の映画は下品ではない)
なんだかよくわかんないけど惹かれる。
人も物もそんなことがある。
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by dandanjunjun | 2011-11-26 12:17 | 映画 | Comments(0)

100m

店(実家)から100mほど離れたところにある郵便局へ。
郵便局手前で、区長さんに遭遇。
来春のお祭りに息子を出してねと。
子供が少ないこの地域、なんとか全員出ないと格好がつかない。
練習に出る時間があまり取れないので躊躇してたけど、それも承知でのことだから。
郵便局に入ると、いつものおじさんが。
「これすぐ終わるからちょっと待ってね」
「すぐだからね」
と何度も(笑)
最近の郵便局はほんとうに親切だし、営業も頑張ってる。
支払いを済ませ出ようとしたら近所のお坊さんにばったり。
あまり親しくはないけど(笑)良い笑顔でご挨拶。
それから来た道を戻っていると、トラックが。
いつもの運送屋さんのお兄さんと笑顔で挨拶。
あとは・・・出前に来たラーメン屋さんに挨拶して・・・。
とまあ、たったの100mで地域の方々とたっぷり触れ合うことができる。

先日亡くなった立川流家元 立川談志師匠。
去年の暮れ、福岡で親子会をされたとき行きたかったけど、同日に別の独演会のチケットを買ってしまい。
あれが最後のチャンスだったとは。
私には縁がなかったのか。
師匠のお弟子さんの落語は何度か聴いていて、数で言うなら私が聴いた落語の中で立川流はダントツトップ。
師匠を亡くすって物凄い喪失感だろうと。
私は落語関係の本を読んでよく泣いてしまう。
まずは入門。
師匠、もしくは師匠の落語にほれ込んで門をたたく。
それだけで胸がいっぱいに(笑)
厳しい修行の末、真打になるときの襲名披露。
「弟子をよろしく」と深々と頭を下げる師匠・・・のとこでまた涙(笑)
どうも私はこういう師弟関係に憧れがあるのかも知れない。
血縁ではない縁が深く深く結びついていることに胸がぐっとくる。
病気との闘いは短くはなかったからといって、それは覚悟できるものじゃない。

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by dandanjunjun | 2011-11-25 13:47 | 日々 | Comments(4)

残菊物語

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昨夜10時頃から観始めて、途中2度ほどうとうとしたつもりが、ラスト15分を残し2時間も寝てしまった(笑)
そんないつもの感じで、日付は変わり、44歳の誕生日。
一つ歳をとって初めての映画は「残菊物語」。
溝口健二監督の昭和14年の作品。
眠たくはなったけど、悲しい恋のお話は、昔の日本っていいな~と思えるもの。
ひたすらに旦那を想う女と、恵まれた環境を捨てても女と離れたくないと意志を通す歌舞伎役者。
当時の歌舞伎俳優の人気がうかがえる取り巻きの女たち。
今と変わらない光景。
男女の主従関係というものが成立しにくい世の中に変わっている今、こんな風に自分の事は差し置いて、旦那の成功だけを願う女を見ると、強さと優しさ、どちらもかなわないと。
出演している人たちはみな歌舞伎役者かと思われる物腰や佇まいだったけど、皆俳優ということを後で知った。
二人で冷えたスイカを切って食べるとこなんて良かった。
今年も沢山良い映画が観られますように。
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by dandanjunjun | 2011-11-23 13:39 | 映画 | Comments(6)

火宅の人

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自分はいつの間にこんなに大人になったのだろう。
こういう映画を観るとそう思う。
人が誰でもこんなふうに人を愛せるわけじゃない。
その一途さは誰かを傷つけたり、寂しい思いをさせる時も。
立場によっては憎むべき行動でもあるけど、羨ましくもある。
隠すことをしない潔さと、計算できない愛情。
傍から見ても魅力的な人。
その男と関わる女たち。
三人の女優、いしだあゆみ、原田三枝子、松阪慶子がうっとりすほど綺麗。
原作読んでみようかな、もう大人だし(笑)


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なんと!CDと間違えて注文。
届いてびっくり(笑)。
夫の埃をかぶったプレーヤーを掃除しなくては。

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喫茶店のラックで発見した「男の隠れ家」。
4月号だったので、amazonでバックナンバーを。
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by dandanjunjun | 2011-11-22 13:37 | 映画 | Comments(0)

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どうしても観てしまうジェニファー・アニストン。
あいかわらずかわいいし、コンパクトな白いTシャツにスウェットが良く似合う。
ラブコメ路線はやっぱり免れないというのか、似たような役が多い気が・・・。
今回も、彼氏とは最近別れたものの、新しい出会いを待つよりも子供が欲しいと願う女性を。
先々を考えて精子提供者を探す。
相談に乗るのは親友のウォーリー(ジェイソン・ベイトマン)。
二人は以前ちょっぴり恋愛関係にあったような・・・でもダメだったような・・・。
慎重で、几帳面というより神経症な感じの悲観的この上ないウォーリー。
いらいらしながらも着かず離れずにいる二人。
ごたごたあって妊娠したキャシーは子供を育てるため故郷に帰る。
7年が過ぎ、キャシーが子供を連れてニューヨークへ戻る。
この映画はどちらかと言えばしょーもないのだけれど(笑)ココから出演するこの息子がかわいい。
こどもの天真爛漫さはまるで持ち合わせていないし、妙な収集癖はあるし運動嫌い。
理屈っぽくて頑固で一見可愛くないのだけれど・・・。
お気付きのかたもいらっしゃるでしょうが、アクシデントにより、精子提供者はウォーリーに摩り替わってしまっていた。
が、本人にもその記憶がなく。
いきなり現れた息子の存在によって、本当の自分の気持ちに気がつき、子供を想う気持ちを知るウォーリーは、男らしく生まれ変わる。
脇にはジュリエット・ルイスが相変わらずのいかれポンチな役を見事好演(笑)
ジェフ・ゴールドブラムなんかも出てる。
ちょっと中途半端感はあるけど、やっぱりかわいいジェニファー・アニストン。
だけど、もうちょっと年とったらどうなるのか・・・。

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by dandanjunjun | 2011-11-21 14:23 | 映画 | Comments(0)

夕べのスキャンダル

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しょうもな(笑)
リストに入れてたことも忘れてしまってた韓国映画。
でも、韓国のコメディはベタでおもしろい。
ヒロインはおそろしく酒癖が悪い(笑)
ありえない悪さってとこがなんとも韓国映画。
勘違い、思い違いを重ねて、やがてたどり着くのは・・・。
韓国コメディの恋愛部分はなぜだかとてもロマンチックだ。
恥ずかしくなるくらい(笑)
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by dandanjunjun | 2011-11-19 13:41 | 映画 | Comments(0)

父と暮らせば

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だいぶ前に録画していた「山田洋次が選ぶ・・・」の1本。
もともとは井上ひさしの戯曲ということで、父と娘のやりとりは舞台を見ているよう。
黒木和雄監督の原爆3部作の最後。
原爆という言葉が出てくるまでは親子のほのぼのとした日常の風景のようで。
宮沢りえが広島弁で「おとったん」というのがものすごくかわいい。
前髪を下ろした顔はデビュー当時を思い出させる。
原爆で負った目に見えない傷は深く、父が心配して現れなければ一生背負っていただろう。
被爆というものの恐ろしさは、被害者にも「生き残った」という幸運を不幸に変えてしまうこと。
「何故自分は助かったのか。」
存在してはいけない言葉のはずなのに。
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by dandanjunjun | 2011-11-18 14:43 | 映画 | Comments(0)

シルビアのいる街で

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ご覧のとおり美しい二人。
この映画は玄人向け(笑)でしょうか・・・。
音響、映像、そういうものに興味を持てる映画らしいのですが・・・。
私にはちょっと退屈で、唯一ところどころ映像が透き通るように美しいなと思えた程度。
お粗末な感想だ・・・。
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by dandanjunjun | 2011-11-17 11:33 | 映画 | Comments(0)

出会い

今朝、息子からの電話「部活の用意持ってきて」。
あんなに忘れ物はないかと確認しているにも関わらず・・・。
下駄箱の上にのせミッション完了。
ちょっとビーズでも買い足しにショッピング・モールへ。
開店したばかりの午前中、まだ店員さんも出てこない洋服屋さん。
そこで・・・出会ってしまった。
こんな時期にまさかの50%OFF!(去年の売れ残りさ)
色は紺色(上品)。
なにより気に入ったのは襟元。
軽くて暖かいとくれば買わない理由を教えて欲しい(笑)
子供の教育費とやらになにかとお金がかかることに気がつき(遅い)、「無駄遣いはやめよう」と誓ったはず。
でもこれは無駄じゃない、きっと永年着られるはず・・・だと思う。
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残念ながら写真の色が良くないけど、紺です、紺。(だから?)


もうすぐクリスマス(私にはこれっぽっちも関係ないが)。
だからなのかこの映画が。
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なんだかすごく前の映画のように思ってたらたったの8年前(最近50年、60年前のとか観てるから?)。
こういう映画は楽しい。
イギリス映画って几帳面に整えられているけど、スタイリッシュで人を楽しませ、満ち足りた気持ちにさせてくれる気がする。
楽しい、嬉しい、切ないプラス、大人な場面もユーモアたっぷりに、そのバランスたるや絶妙だ。
ビル・ナイはかっこいい(笑)
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by dandanjunjun | 2011-11-16 13:52 | 日々 | Comments(2)