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公開後1週間。
ようやく日曜日のレイトショーで。
観客3人(笑)
2時間半があっという間。
タランティーノらしい血がドバドバのエグいシーンもいちいち心の準備をして。「ここでくる!」っていうのがちょっと早いとびびるんで(笑)。さっきまで元気だったし、ティル・シュバイガー(ノッキン・オン・ヘブンスドア)なんて、残虐でちょっとわけわかんない人が「ぴったりはまる!」ってさすがタランティーノって思ってたら、あっという間に死んじゃったし(笑)
ドキドキハラハラさせて、いつものようにダラダラセリフも長くて、いやらしくひっぱるだけひっぱって、ドーンと(笑)
復讐に燃える女をメラニー・ロランが。
顔が柔らかくかわいらしいのに、きっつい感じが出てて良い。
ブラピを喰ったと評判のドイツ俳優クリストフ・ワルツの不敵で慇懃な笑いがたまらない。
残酷なシーンはとことん残酷なのに、なぜが口の端っこに笑みが・・・。
こういう押したり引いたりの上手さは天下一品じゃないか。
お腹いっぱい満足。


11時過ぎに家に帰って、録画してあった「誰も守ってくれない」を。
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明日は月曜だし、ちょっとだけのつもりが・・・しっかり2時間。
最近、うちのHDD(日立のWOO)が調子悪い。
全く録画ができない。
わかっちゃいるけど、溜め込んだ映画は50本を越えてた(笑)
残量が残ってると言い張ってはみたものの・・・泣く泣くリセット。
お陰で宅配レンタルがない時は見るものがなくて飢えてたから。
この映画少年犯罪(と言っても18歳)の容疑者家族とその保護にあたる刑事の話。
こういう映画を作る理由もわかるし、必要だと思う。
幸せだった家族が一転、地獄の苦しみを。
でも、家族だ。
思いもよらないとはいえ、まさかと思っても・・・。
この容疑者は中学時代から親に勉強を強いられてた。
受験に失敗して挫折。
今の時代ありえる設定だと思う。
あくまでも、容疑者家族、その妹に焦点を合わせて作っているからか、観ていて歯がゆい。
被害者は幼い姉妹。
殺される理由はなにもない。
容疑者の妹は、どこにでもいる普通の中学生。
ボーイ・フレンドもいて、兄とは違い活発でかわいい。
現実と受け止めるにはまだ幼いが、私も「被害者」ではないと思う。
容疑者の家族を激しく糾弾するマスコミとインターネットサイト。
この容赦ない攻撃から自殺してしまう恐れのある容疑者家族を守る警察。
映画の中でも、家宅捜索中に母親がトイレで自殺。
まだ容疑者として連行された息子を待たず、残される夫と娘もいるのに。
この弱さが息子を守ってやれなかったのか。
容疑者家族の保護の目的は、供述をとって犯人逮捕をするためでもあるし、実際近くで見ていたら守りたくなってしまうだろうと思うほど、世間の攻撃は執拗だ。
信じてたボーフレンドにも裏切られ、守ってくれるものは何もないし、この先もずっと続く。
だけど、まず考えるべきは、兄の犯した罪じゃないか。
二人の犠牲者とその遺族の苦しみを考えた上でのみ、容疑者家族の未来がありえる。
そこに触れぬまま、妹が苦しむ姿を映されても納得できない思いが。
佐藤浩市は良いし、松田龍平も前はぼやっとした印象だったけど、しまってる(笑)
ぐんぐん見せてくれる力強さもある映画だった。
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by dandanjunjun | 2009-11-30 11:19 | 映画 | Comments(2)

無ケーカクの命中男

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この邦題もいただけない。
コメディとしては大好きな路線(笑)
テレビ局に勤める主人公は昇進のお祝いにクラブへ。
そこで知り合った冴えない男と一夜を共に。
8週後、妊娠発覚。
男はまだ23歳で、仕事も怪しいエロサイトを、これまた怪しい友人たちと運営してるとはいえ、収入は・・・。
責任も、仕事もお金もない男なんだけど。
「9ヶ月」をちょっと思い出して。
ほんとの弾みでできちゃったところから始まる二人の関係。
身近にいる姉夫婦は同じくできちゃった婚で、今ではけんかばかり。
キャリアアップを目指す女性と、何も持たないけどやさしい男。
このやさしさが、なんだかとても綺麗で。
ちょっと下ネタっぽい感じなのに、適度な笑いと正直な人間ぽさが良い。
主人公のセス・ローゲンはだらしなく太ってるけど、天パーと憎めないダメ男がちょっと泣かせるし、だんだんかわいくなってくる。
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by dandanjunjun | 2009-11-27 16:59 | 映画 | Comments(0)

偉そうに言うなら、さりげない花が好き。
あまり作りこんだ感じがするのは好きじゃない。
そんなこと言ってる場合じゃなく(笑)花展に出品させていただけるんだから頑張らないと!
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イマジネーションというのは経験や体験が多いほど、より発揮できるものだと思う。
日々の生活の中で、目に入るものに興味を抱く。
目に入らなかったものを、気に掛けるちょっとした感覚が、新しい発想を育む。
沢山の出品作品を横目で見ながら、他人事のように気分が高揚する。
お花って綺麗。
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by dandanjunjun | 2009-11-26 14:23 | 日々 | Comments(0)

もっと!

「もっと食べたい」
この言葉、嬉しい。
確かにおいしい!
私にしては、忠実に本に従って作ってみた。
おかしい、間違えたかなと思っては、勝手にレシピに手を加える、あるいは省く(笑)といったことを繰り返し、「もう、やめたほうがいいんじゃない?」とまで息子に言われながら・・・。
ちゃんとできるものなんですね(笑)
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電磁調理器にしてから、蒸し器が使えないので、フライパンに水をためて、簡易蒸し器だから。
道具も大切(しみじみ)。
もっとおいしくできるはず。
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by dandanjunjun | 2009-11-26 08:56 | 家族 | Comments(4)

午後の遺言状

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新藤兼人監督。
まだ若々しい乙羽信子夫人の遺作。
こんなの観ると、日々のイライラもなんだか馬鹿馬鹿しく感じてしまう。
人間は老いる。
もちろん、今の積み重ねてる日々がいずれこんな穏やかな晩年に到達するんだろう。
主人公は杉村春子。
女優は毎年避暑に山荘にやってくる。
そこの管理を30年任されている豊子が乙羽信子。
粗雑な田舎の女だけど、芯の強さは振る舞いや言葉の端々に感じられる。
信頼され、それに十分に応えている。
そこへ来客が・・・。
この数日間の別荘での出来事が老いた二人の女には重大な展開に繋がっていく。
確かに重大で、悲しい出来事もあるのに、不思議と観ているうちに、当たり前なことに思えてしまう。
実は豊子の娘は、女優の夫との間にできた子供だった。
何故今頃打ち明ける気になったのか。
しかも、「愛していたから」と妻に向かって言い切る。
衝撃を受けた女優は怒りに震えるが、それはほんの一瞬で、どんどん心に変化が・・・。
いまの私たち世代に置き換えたら、絶対に同じ結果にはならない。
老いるということがどんなことか、許す、受け入れるということは歳を重ねて得られるものなのか。
そこに信頼関係が関わっているのか。
いずれにしても「老いる」という言葉は、イコール「生きる」ってことなんだろうな。
この監督の映画の生々しさを、若い頃の作品ほどは感じなかったけど、それでもやっぱりこの監督の作品だと思わせるシーンはちゃんとある。
人間は老いても生きてる以上、生々しく存在してる。
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by dandanjunjun | 2009-11-25 10:21 | 映画 | Comments(0)

なくもんか

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息子はこっちの路線に・・・。
これは、「舞妓haaaan」(あってる?)の監督。
脚本はクドカン。
だから、嫌いじゃない。
面白いし、笑えるし、テンポが好き。
生き別れた兄弟がそれぞれ苦労して、大人になって再会。
聞いたことのあるような話に、今時のエッセンスを加えて、面白く作ってる。
キャラクターも魅力的。
ややくどいあべさだおも、なぜか許せてしまう。
ポップコーン食べながら、息子と笑って観る。

最近、本はamazonでほとんど買ってしまう。
本屋さんでゆっくり探す時間もないし、面倒くさい。
ですが・・・前から欲しかったこの本があったので手にとって見た。
息子と二人で涎をたらさんばかりに「美味しそう!」
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ちょっと落ち着いて作ってみようと思う。
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by dandanjunjun | 2009-11-24 13:52 | 映画 | Comments(2)

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ニューヨークに住む世代や人種の異なる6人の恋愛模様。
監督は「マクマレン兄弟」でサンダンス映画祭グランプリをとったエドワード・バーンズ。
本人もいきなり恋人に捨てられる役で出演。
お金は持ってるが、見るからに薄っぺらい歯科医は、離婚して美人の奥さんと再婚するが、今は20歳の学生と不倫中。ひたすら隠し、離婚は避けたいが、妻には興味なし。
「片時も離さないくらいメロメロだったのに」(妻の言葉)今では触ろうともしない。
こんな男女の内心を正直に映し出す。
街角で出会って、恋に落ちる。
一晩共にし、一緒に暮らし始める。
恋は間違いじゃないし、愛もあるはず。
でも、「信頼」はそんなに簡単に手に入らない。
相手を信用する、自分を信じてもらうことが実は一番難しいし、大変なこと。
まあ、それが手に入れば、情熱は薄れていくのかも(笑)

残りのドナセラと風船トウワタ。
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こんな地味な残り物が好きだったりする。
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by dandanjunjun | 2009-11-24 11:12 | 映画 | Comments(0)

近距離恋愛

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私の大好きな「グレイズアナトミー」
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これに出てるパトリック・デンプシー。
なんていうか優男ぽいけど、私にはNGなのが目。
ちっちゃいだけならまだしも、奥目が苦手(理由は遡ることウン十年前)
録画してあったので。
よくある、ありすぎる古典的ネタ。
親友だと思ってたのに、相手が居なくなったり、結婚しそうになって初めて気が付くってやつ。
そのシチュエーションから想像が容易くてっていう内容ではあるけど、
彼女の結婚相手(これも最近放映中のグレイズアナトミーに出演中)がスコットランド人だったから、景色は贅沢で美しかった。
お決まりとは言え、笑わせるとこもきちんと押さえ、綺麗にまとめてエンディング。
暇つぶしにはもってこい(褒めてるのか貶してるのか??)

ちまちまと手を動かしたい時は
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前に石一個で作ったものに付け足して。

もう一つは
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派手にならないよう、重たくならないよう、母に贈ろうと・・・。
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by dandanjunjun | 2009-11-21 13:04 | 映画 | Comments(4)

インフルエンザB型

息子が水曜日に発熱。
学校を早退して、病院で検査したら・・・。
「お母さん、見てください!見えます?私にはちゃんと見えるんですが、うっすらと黒い線が!!」
興奮気味の先生。
「うちの病院では両方した人初めてですよ」
「はい」(で??)
また1週間休みかい!って思ってたけど、学校からの連絡で、季節性は熱が下がってから2日で登校できるとのこと。
多分、新型は感染力が定かでないから余裕をもってってことなんでしょうね。
それにしても5年間、風邪一つひかなかったから油断してた。
B型は通常、1月、2月ころから流行始めるらしいけど、今年はずっと異常続きで、急に寒くもなってきたからご注意を。
息子は二日間でおそらく40時間くらい寝たと思う(笑)
食欲も、1食だけは病人らしく「何もいらない」って言ってたけど、発熱した当日の夜から、普通いやそれ以上に食べてくれた。
おかげで熱も長引かなかったのか。
息子の寝てる間に・・・
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まとめて購入したルイス・ブニュエル作品。
何故か予約時より値段が下がって、1本あたり1000円ちょっと。お得だ。
オムニバスと言えるのか、話が一つずつ完結せずに、次に移っていく。
それがうまく繋がってるし、どの話も下品ではなくユーモアすら感じる。
私の記憶が「欲望のあいまいな対象」と重なってしまっているようで(笑)
辻褄は合わず、納得できず、不条理とか幻想、妄想が面白く上手く表現されてる。

打って変わって
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小津監督。
2時間超のゆっくりした作品。
父親に笠智衆、長女が原節子、次女が有馬稲子。
叔母が杉村春子と嬉しい顔ぶれ。
次女が5歳のとき、母親は家を出る。
父親が一人で子供を育てるが、長男は山の事故で死亡。
長女は夫と折り合わず、実家に子供を連れ里帰り。
次女は妊娠し、自暴自棄に。
流れはけして速くないけど、どの人の動きにも無駄がない。
爽やかな話ではなく、家族の傷を小出しに描いてる。
家族を思いやったり、傷つけたりしながらも時間は過ぎていく。
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by dandanjunjun | 2009-11-20 16:37 | 家族 | Comments(4)

ブロードウェイと銃弾

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ウッディ・アレン。
主演はジョン・キューザック。
20年代のブロードウェイ。
自分の才能に自信を持って、貧乏でも作品の上演を夢見る男は、ギャングのボスの女を資金繰りのため出演させる。このボスの女が、ジェニファー・ティリー。この前みた「恋のゆくえ」のウェイトレス役。声に特徴があるし、おもしろい。
ダイアン・ウィーストの演技も絶妙で、チャズ・バルミンテリは最高に笑える。
またまた「この映画、こんなに面白かったっけ?」作品。
ウッディ・アレンの映画は観るたびに新しい発見と喜びがあるのかも。
20年代の衣装にも目を奪われる。
女性のワンピースやスカートのラインと丈がとてもエレガントで美しい。
ゆったりしていて、でも女性らしさをさりげなくアピールできる。
ジャラジャラとつけたアクセサリがまた素敵。
ちょうど今流行のロングネックレスを重ねてつけて、きらびやかでいて洒落ている。
帽子で頭をタイトにまとめ、煙草を吸い、酒を飲む様子がかっこいい。
こういうワクワクする映画を観ると、ストレスが発散される。
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by dandanjunjun | 2009-11-17 14:55 | 映画 | Comments(0)