ジャカルタ 現金争奪戦

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韓国映画にしてはソフトな感じ。
いきなり銃を向けてあっさり撃つから、いつものエグイ感じと思ったら、銃は偽物。
3組の強盗が同じ日の同じ時刻に強盗を企て・・・。
どれも中途半端で凄みのない人たち。
どっかに出てたコメディ俳優がちらほら。
3組が絡まるんだけど、この3組、全く別々じゃない(笑)
ずる賢く両方を計りにかけてる女や、首謀者の愛人でありながら、兄も強盗(笑)だったり。
綿密に計算されてるかと思いきや、ちょっと間が抜けてて。
悪者が悪者に見えなくて。
明らかに悪そうなのに騙されて。
その辺の滑稽さがおもしろいし、上手だと思う。
「私の男の女」っていう不倫どろどろドラマの浮気ダメダメ亭主がこの映画にも出てるんだけど、あのドラマでは苦しそうだったから、すごくのびのびして見えた(笑)
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by dandanjunjun | 2009-08-31 13:34 | 映画 | Comments(0)

20世紀少年 最終章

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最終章って言っても、それまでを観てないんで(笑)
少々の不安を抱え、なんと日曜日朝9時の上映に息子と。
なにしろ長い!
子供向けの映画と思い込んでたから、「こんなに長くて子供たち大丈夫?」って。
これは世代的にはドンピシャっと私たち向けのようです。
20世紀を懐かしむ要素がたっぷり。
でも、さすがに子供も最後まで一生懸命観てた。
観ながらずっと「まさかね」って思いながら、最後まで。
結局、原因は「それなんだ」って思いと、3本引っ張ってこれでいいのかって気もしないでも・・・。
この最後なら、やっぱり子供たちに観てほしい。
とは言え、これだけお金を使い、豪華なキャストで、最終章とうたわれたら、終わりということに縛られすぎて、観る側も結果ばかりに気をとられたのかも。
こういう映画を見慣れていないから、少々斜に構えて観てしまうのかな。
これが観るべき映画だとは思わないけど、内容はおもしろいから、せめて1本で見せてほしい(笑)
子供むけの「怪獣映画」の怪獣が今は人間なのかも。
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by dandanjunjun | 2009-08-31 11:21 | 映画 | Comments(2)

ゲット・スマート

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実家に帰省中、更新したかったのに、なんとパスワードを忘れてログインできず・・・。
これは帰る前夜に観た。
アン・ハサウェイと「40歳の童貞男」のスティーブ・カレル。
ものすごく地味なエージェントと、整形で若く美しくなったエージェントがペアを組んで極秘任務につく。
笑えるんだけど、「ここ笑うとこ?」って感じで真顔のスティーブ・カレルがおもしろい。
アン・ハサウェイは相変わらずの美貌で、案外コメディーもやれちゃう。
この人、どれを見ても(「プラダ・・・」は別だけど)、もう少しって感じがかえって良い。
コチコチにどれもはまってないというか(本人そうは思ってないだろうけど)、まあ、観る側の個人的感想。
どっぷり笑いでもなく、かといってってくらいでさらっと観るにはいいかな。
しかし、このジャケット笑える。顔隠れてるし・・・。

最近、若い頃の田中絹代を観て、実家の母に似てる(笑)と。
もちろん母も若かりし頃だけど。
身内を持ち上げてるみたいで文章で見ると恥ずかしくもあり。
それを親孝行のつもりで言ってみたら・・・。
「うん、若い頃よく言われた」と臆面もなく、しゃあしゃあと(笑)
友人の母親は50年近くまえに「ミス七夕」に出場を薦められ断ったのが未だに悔やまれて、毎年この時期になると懐かしく語るらしい。
女性はいつまでもそうありたいもの(笑)
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父の本棚からお土産を拝借。
田中絹代もVHSがありました(笑)
しばらく時間つぶせる。
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by dandanjunjun | 2009-08-29 12:10 | 映画 | Comments(4)

チャックとラリー

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ついつい観てしまうアダム・サンドラー。
女好きのチャックと男手で子供二人を育てるラリー。
二人は親友で消防士。
ラリーが年金の受取人を亡くなった妻から子供達に変えようとしたが法律でできない。
考えた挙句、「パートナー」にチャックを選ぶ。
チャックは恩があるから断れない。
ことは簡単に進むはずが・・・。
偽装ゲイカップルを暴いて不法な受取人変更を摘発するべく調査のメスが。
この調査員が、スティーブン・ブシェミ。
こんなところで会えるとは(笑)
しかもおもしろいけど、扱われかた軽くないでしょうか。
偽装結婚で証拠を残すべく、結婚式を挙げたり、回りにアピールしたり。
二人が一生懸命なのは、子供達のためなんだけど、それにしても頑張る二人がほほえましい。
こんなに深い友情があれば籍なんてどうでもいいって思えるくらい。
いろんな形の愛情があって、その対象は人によって様々で。
だけど、間違いなく深い愛情はある。
本物のゲイじゃなくても、それと同じくらいの愛情があって。
同じ情だからどっちでもいい。
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by dandanjunjun | 2009-08-19 13:48 | 映画 | Comments(0)

サイズ6

連休何もすることがない家族。
海にもプールにも行きたがらない息子。
行くとこないし、アウトレットでも行こうか。
目的は、ほぼないけど(笑)スポーツブランドが入ってるから靴でも買いに。
迷いに迷った、保守的で頑固者の息子。
それにしつこく付きまとう父親。
「決まったら電話して」と他へぶらぶら・・・電話なし。
仕方なく行ってみると、ようやく決まりかけた様子。
今までは基本、白(笑)ラインは紺。小さくNIKE。大きいNIKEはNG。
だったのに・・・
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どうしちゃったの??派手じゃないですか(笑)
赤は女の子の色だからダメって言ってたのに。
アウトレットだけあって値段も良いし、いいんだけど。
趣味どうなのかなー?(笑)
でも、サイズが。
とうとう私のサイズを超えてしまった。
全て超えられたような錯覚に陥り、悲しくなった。
30分くらい迷いに迷った買い物です。
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by dandanjunjun | 2009-08-17 16:47 | 家族 | Comments(0)

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レイトショーで、ミッキー・ロークの「レスラー」を観に行ったら時間間違えてて、これと「ガマの油」だった。
これ、すごくおもしろい。
横浜聡子監督。
前編青森ロケの津軽弁。
多分半分は何言ってんだかわからないけど、そういうのもどうでもいいやって(笑)
字幕つけて欲しいって思ったのは、ムチャクチャおもしろい子供の漫才。
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この二人はすごかった!!
子供が画面に出てくると、かわいらしかったり、涙をさそったり、っていうのが全くない。
それどころか、リアルなクソガキでどうしようもないのばっかり。
人が見てなかったらこっそり叩いちゃおうかと思うやつばっかり(笑)
この子供達同様、土地の言葉を見事に操る松山ケンイチ。
この人は青森出身らしいけど、それにしたって上手(笑)
大人になって、お医者さんに言われた「みんなとちょっと違う脳」の持ち主陽人。
ストーリーは奇想天外でミラクルで、それがかえって今時の流行の感じのつかみどころのなさというか、たよりなさなんかが、曖昧な感じなのかと思いきや、バックが青森のせいか(笑)地に足がついてる感じがする。
この監督、この後も楽しみ。

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弱冠30歳の監督の映画もいいけど、こっちも流石。
溝口健二監督。
山田五十鈴の若い頃って初めて観た。
今で言う観月ありさみたいな扱われ方じゃないかと想像する。
だって、画面の中のほかの人と違う。
顔が小さくて腰が高く、手足が長い。
長い顔も、気にならないほど美しい。
タイトルどおりの祇園の芸鼓姉妹の話。
先日観た「夜の女たち」もそうだったけど、とにかくろくな男が出てこない。
というより酷い男ばかり。
わたしが観たのがたまたま2本ともそうなのか、男によって貶められていく女の叫びが耳に残る。
時代や運命に翻弄される女たちの悲痛な叫びは、全て男に向けられている。

もう1本。
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これも男は酷かった。
法律で売春禁止法が制定されそうな赤線地帯の女たち。
生活のため身を売るしかほかに生きる術を持ち合わせていない。
したたかに男を騙す女もいるけど、元を正せばこれも男のせい。
お客、父親、夫、息子・・・どれもこれも。
それにしても京マチ子の脹脛(ふくらはぎ)には驚いた。
すりガラス越しに後姿が映るけど、当時としては立派な肢体だろう。
この映画から何十年とたった今でも、同じことが繰り返されてるけど、置屋の社長の最後の言葉は滑稽だった。これが最悪の男。
酷い男たちを信じるな、情けをかけるべき男なんていない。
女達よ、男のために身を滅ぼすなって声ばかり聞こえてくる。
古い映画だから、聞き取りにくいけど、なにしろ食い入るように観てしまうほどどれもおもしろい。
私の連休は3本の映画で贅沢で幸せな2日間。
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by dandanjunjun | 2009-08-17 12:02 | 映画 | Comments(0)

スチューデント

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「○○無修正版」なんて書いてあると、借りちゃいけない部類かと思っちゃうけど、全然そうじゃない。
内容は、逆に期待させられた人がかわいそうになるくらい(笑)。
ソフィー・マルソーとヴァンサン・ランドン。
あっという間に恋に落ちた二人。
当時、携帯はまだ出現してない。
忙しい二人を結びつけるのは、なかなか相手にたどり着かないけど、電話しかない。
ほんの、10数年前までこんなだったかなーと感慨深く。
行き違いや時間のずれが、いくつの恋を実らせる邪魔をしたのか、それとも余計に燃え上がらせたのか。
二人は生活のリズムも環境も全く違う。
そんな二人が情熱で突っ走った後に残るものは・・・。
いつ見ても可愛くて、魅力溢れるソフィー・マルソーと、少し不安顔(笑)のヴァンサン・ランドンの、「愛」がテーマの映画。この「愛」だけで成り立ってしまうのはやっぱりフランス映画。

妄想銀行
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星新一って人は800編もの短編を書いたらしい。
解説にあったけど、月に3,4編は書かなければいけないってすごいこと。
頭の中を覗いてみたい。
短編を読み終えるたびに、くすっと笑えたり、小さくうなずいたり、思わず「うーん」っと唸ってしまったり。
さらっと読めてしまうわりには、「へぇー」と驚いたり。
いまどきの小説みたいに、ややこしかったりしないから、気負わず読めるのも、こんな暑い夏には最適。
ぬるいお風呂で読み出すと、ふやけてしまう。
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by dandanjunjun | 2009-08-14 15:16 | 映画 | Comments(0)

エド・ウッド

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もちろん以前観たけど。
こんなに良い映画だったんだ(笑)
おもしろいという記憶の中には、安っぽいセットや、個性的なキャストがあるけど、映画を愛してやまない男の情熱と、だけどちょっとピントのずれた感覚を、ジョニー・デップがとても上手に魅せてる。
友人が、「迷った時に救われた」っていう意味がよくわかった。
挫折や邪魔がたくさんあるけど、大好きなもの、夢中になれるものがあるっていい。
サラ・ジェシカ・パーカーの「私って馬面?」が笑えた。
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by dandanjunjun | 2009-08-14 13:56 | 映画 | Comments(0)

夜の女たち

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溝口健二監督。
田中絹代ってすごい。
戦後の混乱期、普通の主婦だった和子は、戦地から戻らぬ夫を待ち、病気の子供を抱え、食べるのもやっとの生活。そこへ、夫の戦死の知らせが。
子供も亡くなってしまい、ある男の秘書に雇われる。
囲われてると言っていい、部屋をあてがわれ、男が訪ねてくる生活。
そこへ、行方のわからなかった妹と再会。
同居させてと頼まれ、気が付くと男は妹にも手を出し。
ここまでは、男を信じ、愛されて幸せになれると思ってたのに。
裏切られて転落していく。
妹もまた引き上げの途中、男達に弄ばれ絶望し、未来に希望はもてない。
義理の妹も、華やかな生活に憧れ、家出するも、すぐに混乱社会の餌食に。
たった1時間20分足らずの映像には、これでもかと言わんばかりの壮絶な悲劇が次々映し出され、観てるのが辛くなる。これが日本なのか。
最後の田中絹代の演技には驚いた。
何度か観たこの人は、比較的地味な顔立ちと、たおやかな雰囲気でしっとりした印象だっただけに、汚れに汚れた泥沼から這い出そうとする捨て身の女の叫びを体中から搾り出している姿に圧倒された。
夜中に目が覚めるすごい映画だった。
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by dandanjunjun | 2009-08-12 12:15 | 映画 | Comments(4)

シリアの花嫁

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2時間のフラメンコレッスンは毛穴が開きっぱなしのサウナ状態。
終わってからすぐ近くの映画館へ。
クーラーがきいてて気持ちが良い。
この映画は家族の映画。(言い切ってるし)
ゴラン高原というイスラエル領なんだけど無国籍地域。
そこに住むイスラム教、親シリア派の家族の娘が、シリアへお嫁に行く。
結婚式当日の1日。
「花嫁」はなかなか笑わない。
おめでたい日ではあるけれど、街ではその日、デモ行進もあり、緊張した雰囲気。
この無国籍地域とシリアには軍事境界線があり、嫁いだ日から、実家には帰れない。
家族とは永遠の別れになる。
それでも送り出そうとする姉は、きっと妹に自分の夢を託してるんだろう。
育った街で結婚した姉は、夫への不満を持ちながらも、自分の夢を切り開く。
同じ思いをさせないようこの場所から羽ばたかせたい。
申請は降りているものの、問題は次々に押し寄せる。
複雑な歴史、感情の中で、家族の想いが行き違う。
でも複雑だからこそ、絆は強く温かい。
最後のシーンは色んな意味で「女性万歳」。
どんな状況でも陰で逞しく振舞う女性は美しい。
未来を自分で掴み取る姿はほんとうに綺麗だった。


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これの号で廃刊のエスクァイアを買おうと思ったら、
1996年のバックナンバーが!
中身はなんとも懐かしい。
13年前っていうと、私は・・・??
ゴダールの映画は多分15年くらい前に観てから理解できなかったトラウマから手が出せないけど、雑誌を飾るページも洒落てるし、カッコいい。
そろそろもう一度観てみようかという気になってきた。
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by dandanjunjun | 2009-08-10 13:53 | 映画 | Comments(0)