カテゴリ:本( 47 )

向田邦子への憧憬

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向田邦子への憧憬
に惹かれて購入。
とりあえず前から読んでいくと。
「女ともだち」というタイトルで数名の人気作家さんが。
トップバッターの村山由佳さん。
お〜〜っと。
ラストに鳥肌。
これは。
映画やお芝居では味わえない、紙に描かれた文章を想像する楽しみと、想像でしか果たせないトリックにやられた。
次の森絵都さんも。
ぐいぐい読ませる筆運びに一気にラストまで。
女ともだちって頭に浮かべながら秋の読者を楽しむ。
映画を観る。
芝居を観る。
本を読む。
落語を聴く。
それぞれ刺激される場所が違って面白い。
昨夜は落語を聴きに。
落語も良かったけど。
紙切りの林家楽一さん。
紙切りって今まで何度か寄席で見て、凄いな〜とは思っていたけど。
技術はもちろんのこと、話が面白い。
そういえばこれまで見た紙切りの方皆さんどこか飄々として、クスッと笑わせる。
こういうものも伝わっていくのか。
昨日トリの噺家さんは林家三平さん。
ネタは「四段目」
前にどこかで聴いたお兄さんの正蔵さんは、「七段目」だった。
と、そんなことを思い出しながら笑った夜。


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by dandanjunjun | 2017-10-02 13:44 | | Comments(0)

捨てられないTシャツ

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捨てられないTシャツ
都築響一さんの「圏外編集者」が面白かった。
これもっと好き。
捨てられないTシャツありますか?
私あります。
ポロポロで端が破れてたりするけど、肌に馴染んで捨てられないTシャツ。
じゃなくて。
この本に沢山の人が投稿してるのは、思い入れや曰く付きで捨てられないTシャツ。
編者もこんなに集まると思ってなかったらしい。
ちょっとコメント付けてくれれば、くらいに思ってたら、皆さん長文で。Tシャツに込められた思い出が溢れ出そうなこの本は読んでて本当に楽しい。
捨てたら  って思えちゃうようなTシャツもあるけど、箪笥の隅にみんな一枚や二枚そんなTシャツあるよね。
あるよ。
あるに決まってる。

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by dandanjunjun | 2017-09-28 22:33 | | Comments(0)

置き土産

初代フランス語の先生M氏が長かった日本での生活を終えて、モロッコに帰国。
私はご挨拶できなかったけど、もう一人の生徒さんのところにいらして、使わない本を数冊置き土産に。
そしてそれをおすそ分けしていただいた。
読めないけど 笑。
ディラハムっていうの?モロッコの昔の通貨 で値札が。
見てるだけでも楽しい。
日本では辛い時期もあったようだけど、愛する家族の待つ国に帰ることができてよかった。
モロッコ、一度行ってみたい国。
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by dandanjunjun | 2013-01-23 10:26 | | Comments(0)

蕨野行

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昨日は今年最後かなと思いながら映画を観てきたけど、
それよりもまずこの本。
「楢山節考」と重なってしまうところだけど、
この話はもう少し前の江戸末期ころの設定らしい。
人が生まれ、生き、子を産み、死んでいく。
そのどれもが苦痛を伴う時代なのに、もちろん喘ぎ苦しむ中で、
営まれる人のすること全てが当たり前のように思えてくる。
生きること、死ぬこと、再び生まれること、
痛いほど現実的なのに、どこか夢のようで。
地に足のついた人間というものを目の当たりにする。
怖ろしいほどの力強さ。
すべて受け入れるものなんだと思わせられる。
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by dandanjunjun | 2012-12-24 13:27 | | Comments(0)

最近わけあって絵本を少々読んでいる。
私は子供の頃、母親に読み聞かせをしてもらった記憶はない。
本を与えられてはいたけど、あくまでも「読む」ために。
息子は公文に通っていたので、かなりしつこく「読み聞かせ」を勧められた。
しつこく言われると、ただでさえ宿題をさせるににうんざりしていた私は、どうもヤル気が起こらず(笑)
というか、その前に寝てしまっていたような・・・。
それでも息子に聞いたら真っ先に思い浮かんだ絵本は私の記憶にもある「ふわふわみるくぱん」だった。
幼い頃の記憶は残ってるんだなとちょっと嬉しい母子の思い出。
が、しかし、絵本は子供のものと思い込んでいた私だったけど。
あらためて読んでみるとなかなか考えさせられるものがある。
普段読んでいる本と言うのは、ページを埋める文字で、100パーセント近くを理解し、その先に自分の想像する世界が広がる。
それに比べて絵本は、ほんの数行の文章から、前後左右を想像する。
たった数分で読み終わってしまう絵本は、そのあともずっと心の中で話が膨らんでいく気がする。
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「ぼくはくまでいたかったのに」
タイトルに惹かれて。
おもしろい。
今更ながらオトナ絵本体験。
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by dandanjunjun | 2012-11-08 13:27 | | Comments(2)

お土産

実家の父が、お留守番の息子にと本を用意してくれていた。
そのうちの1冊が面白そうだったので、お先に読ませてもらう。
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マンガだし。
読むのが遅い私にも、楽勝で1時間かな。
とか、思っていたら大間違い。
いえ、普通の大人なら楽勝1時間でしょう。
私ったら・・・。
漢字につまづき、
地名につまづき、
果てはカタカナも繰り返し(笑)。
これじゃあ、時間かかるはず。
自分の知識の乏しさに愕然とすることが多くなったのは、
息子の教科書なんかちらっと見ては、「私、やばっ」
と、本気で焦ることがしばしば。
姑息な私は、息子よりちょっと先にぺらっと教科書を読んでは事なきを得る(笑)が・・・。
そんな情けないことではいかんと自らを奮い立たせ、数学、理科は無理としても、社会くらい答えられるようになりたいと、今更ながら思うのです。
なので、マンガ読みながら、大事なとこノートに書こうかと(笑)
いずれすっかり追い越されるとしても、
「面白い」ってことだけは伝えたい。

私の大切な80歳のお友達。
何を聞いても教えてくださる貴重な存在。
この水木しげるさんにしてもそうだけど、あと何年生きられるかわからない(失礼)貴重な宝。
こういう形で残せるものはいいけれど、私たちに伝えるべき大切なことが本当はまだ沢山あるはず。
父に初めて聞いた。
祖父母の生い立ち。
最近たまたま祖母を思い出す。
気丈な人。
媚びない人。
亡くなって20年以上にもなる今頃になって祖母が気になる。
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by dandanjunjun | 2012-04-17 13:39 | | Comments(2)

終わってしまった

「週刊ブックレヴュー」
私はこの番組を見だして日が浅いのですが。
とても残念。
色んな本の紹介が、本を選ぶのに凄く便利なのはもちろん、
その本を勧めるゲストの思いのようなものが伝わってくるのが楽しかった。
類似番組が始ると聞いたけど、いつから?もう始ってる?
どなたかご存知なら情報お待ちしております。

さて、最後から二番目の回で、利重剛さんお薦めの本が読みたくて、
さっそくいつものようにamazonへお買い物に。
新品はなく、中古品のみ。
しかも定価より高い。
そうか、もう売り切れて増版してないのか。
いや待てよ、ちょっと探してみよう。
1分後、kinokuniyabooks で定価で発見。
1500円以上送料無料なので、もう1冊、前から読みたかった「ねじれた文字、ねじれた路」(これも週刊ブックレビューで)を一緒に注文。
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「国家救援医」

昨夜からWOWOWで、毎週金曜日に、寅さんを1本ずつ放送というのが始った。
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回数からいって1年続くってこと?。
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by dandanjunjun | 2012-04-07 12:08 | | Comments(2)

赤毛のアン

昨日はフランス語のレッスン。
テキストの内容がフランスの読書のお祭りのようなもので。
「読書のきっかけ」を聞かれ、遡ること35年(笑)
私は母親に本を読んでもらった記憶は・・・ない。
好きだった童話も思い出せないのか、本当に無いのか。
物心ついた頃の記憶はすでにテレビのアニメだし(笑)
唯一の記憶は日曜の朝の嬉しくない習慣。
日曜の朝、起きようとする私たちに、必ず父親が「本を読みなさい」と。
今思えば何故日曜の、それも朝なんだろうかと不思議だけど・・・。
兎に角、読めという強制的なもので、それが嫌でたまらなかった。
若草物語、小公女、と必ず女の子が出てくるってことは、父親が私向きに選んだんだろうけど。
で、今ではすっかり思い出すのはアニメで観た顔になってしまっているアン。
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実は妄想好きな私(笑)
特に新しい洋服や靴を買うと、身につけた様子を思い浮かべてほくそ笑む。
アンが妄想に耽る様子は、子供だった私にも心ときめく瞬間だった。

もし私の顔にソバカスがなかったら。

私の髪がこんな赤毛じゃなかったら。

ふとんの中で読んだこの「赤毛のアン」が私の読書の始まりか。
しかし・・・三つ子の魂・・・ってやつか、私はいまでも強制されるとヤル気をなくすタイプ。
このあと暫くは、本なんて大っ嫌い!! なのでした。

最近読んだ
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知らなかったイランという国。
今は難しい問題を抱え、他国にも投げかけているが。

私はこの人の絵が大好きなようで
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イラン女性の井戸端会議。
ベールに包まれた女性たちの本音が。
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by dandanjunjun | 2012-02-24 14:53 | | Comments(4)

いねむり先生

なんだか気ぜわしく、今年の終わりを迎えようとしているにも関わらず、結局のところなにもしていない・・・ということに気がつきながらも、どうするでもなく(笑)
かといって落ち着いて2時間あまりを映画に集中することもできない、気もそぞろな暮れ。
の中で、私の心をじんわりと暖かくしてくれる本に出会った。
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かの有名な「麻雀放浪記」の著者である阿佐田哲也さん、と言っても本も読んでなければ、映画も見てないけど。
どちらかと言えば、色川武大と言った方が、私にはわかりやすい。
多くの人に影響を与えた人らしく、私が読んだ本にも登場している。
そんな、「先生」の晩年に関わった著者の、先生への愛情がいっぱいに詰まった本で。
涙が出そうに優しく、あったかい人柄が、実際近くにいる人のことのように感じられる。
誰かの弱いところ、悲しいところに寄り添って、小さく微笑むだけで、何故か救われるような・・・。
こんな人が本当に存在したのだろうかという疑問は持てない。
それくらい著者は、丁寧に愛情を持って「先生」を描いているから。
全て亡くしてしまったという喪失感を、一時でも忘れ、立直らせてくれる「人」。
人間っていいなと心から思える。
不思議なことに、たどり着く縁って存在してる気がする。
引き寄せるというのか、嗅ぎ分けるっていうのか。
生きることに意味を見い出せなくなった人は、知らず知らず壁を作っていたとしても、誰にも聴こえない小さな声で泣いている。
その小さな泣き声が聴こえる人を神様が与えてくれるのか。
今年は色々な悲しいことが起こって、それでもどうすることもできないけど、大切なことを見る、聞くことができる澄んだ心を持ちたいと切に願うのでした。
今日はクリスマスイブだけど、お葬式と、お通夜のダブルヘッダー(表現は不謹慎?)で、私は昼も夜も「南無阿弥陀仏」と手を合わせる。
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by dandanjunjun | 2011-12-24 15:19 | | Comments(0)

映画篇

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読み始めてすぐにここで紹介したいと思った。
買ったのは随分前で、積読の中の1冊だった。
少し前に観た「全身小説家」という映画は井上光晴という作家のドキュメンタリーだったのだけれど、その娘である井上荒野という作家の存在を知り読んでみた。
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世の中の中心で、平均的な普通の生活(これもまた難しいけど)をしていない、隅っこに声を潜めている人たち。どこで声を発するのか、どう生きるのか彷徨うような人たちを書いてる。
淡々とした描写かと思えば、想像を裏切られ、ちょっと不気味だったり寂しかったり。
とまあ、面白かった。
「スポーツ・クラブ」という1本の軸に群がる人たちを短編連作という形で1冊の本になっている。
同じような形態といえば・・・「映画篇」というふうに文庫本のあとがきに紹介されていて、「それは、確か・・・どこかにあったはず」と、晴れて積読の中から引っ張り出されたというわけ。
この本、読みながら心のあたりがじんわりあったかくなってくる。
「映画篇」っていうタイトルだけで購入したのだけれど、映画への溢れんばかりの愛情を感じる。
著者のことも知らずに読んでいたので、その文化を感じる時、同じくらいの年の人かなと思ったら、やっぱり68年生まれ。そして「GO」の原作者でもあった。この映画も好きだ。
映画をあくまでも脇役にして、それに触れる人たちを生き生きと描く。
でしゃばらない「映画」という存在が愛しくてたまらない。
主役にもなりうる実力を持つ「映画」が、あくまでも引き立て役に徹する。
男女の恋愛だけじゃなく、人と人のいろんな形の出会いと繋がりを物凄く暖かく描いてる。
恥ずかしいけど、最後の数ページは声を上げて泣いてしまった。
出てくる人みんなを抱きしめたくなる。

日曜日、1時50分発のプロペラ機で大阪へ。
もう絶対やばいと思わせる小さい飛行機(帰りもこれだった)。
この前の落語まつりで聴いた桂雀々師匠曰く、
「電車に乗ろうと券売機で切符を買うために小銭を入れると、どこからともなく走ってきて、”とりけし”のボタンを押すおばはんがいてます」
”どんな街や大阪” という期待を胸に向かってその「切符おばはん」には会えなかったけど、おもろい(危ない)人はぎょうさんいらっしゃいました(笑)
たった22時間の大阪滞在だったけど、むちゃくちゃおもろい街で、しかもバラエティに富んだ体験ができて満足。
主婦ってその22時間がほんとに貴重なんだよね。
その前後は雑用にまみれ、不在の準備に時間を費やし。
だからよけい楽しく大切な時間になるのかも。

忙しいのに時間作ってありがとうね!
次回も楽しみにしてるよ~(私信)。
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by dandanjunjun | 2011-11-08 15:09 | | Comments(2)