幼な子われらに生まれ

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「淵に立つ」の浅野忠信が良かったので上映中の映画館へ。
重松清原作。
日本らしいストーリーだと思う。
日本ならでは。
再婚同士、お互い子供もあり。
一生懸命頑張っている家族、夫婦。
血のつながらない子をかわいく思えないのは、離れて暮らすわが子を想うから。
どれ一つとっても頷けるし努力はたいへんだろうと思う。
だったら再婚なんてという問題ではない。

奥さんの連れ子のお姉ちゃんが反抗し始めて。
これが発端で徐々に亀裂が入っていく。
その亀裂は今まで見えないように隠していただけで、ずっとあったんだろう。
自分より本当の子供がかわいいんだという嫉妬。
見たことのない「パパの子供」はパパに愛されている。
これは多感な時期の女の子にとって付きまとう問題だ。
寄せ集めの新しい家族でも、人は守ろうとすれば守れるんだ。
努力なくして自然に家族になれればそれにこしたことはないし、情は移っていくものかもしれないけど、家族ってただでさえ大変だから。
気がつかないフリ、傷ついてないフリ、幸せなフリ。
いつのまにか本当に幸せになれる。


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by dandanjunjun | 2017-12-13 17:47 | 映画 | Comments(0)