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イージーライダー



映画には色々な要素が詰まっていて。
例えばこんな映画のように、ある時代を象徴しているような映画を、体感した世代の人たちが「良い」という意味を私が理解できているかはわからないけど(音楽もね)。
兎に角、私はラストに痺れた。
自分達がどこに向かって進んでいくのかわからない若者たちは刹那的。
行く先々で出会う人たちは、そのつどその頃のアメリカを映しているのか。
全てに背を向け快楽だけを求めれば楽に生きられるのか。
色んな迷いが見えたり、進んでいるのか後ずさりしているのか、それとも留まったままどこにも行けないでいるのか。
私達世代が物心ついたときは既に大方の流れが出来上がっていて。
その流れに抗う世代が、当時の文化を作ったのか。
そういうもの全てをあっけなく 無 にしてしまう。
それがどういう意味を持つのか。
おそらくこの映画、観た人それぞれが自分の答えを持っているんじゃないか。
Commented by Qtaro-mama at 2012-07-04 23:17
この作品のラストには、何度見てもドッキリさせられます(しばらく見ないと忘れてしまうからですが)。
ジャック・ニコルソンも良い味出してますよね〜。そして普段忘れてるけど、監督がデニス・ホッパーなんですよね。彼ってやっぱり凄い。
Commented by dandanjunjun at 2012-07-05 13:24
Qママさん
ラスト、私もびっくりしました。そしてジャック・ニコルソン。同感です。殺される前のセリフ(殺されたのもびっくりですが)が素晴らしかったな~。
デニス・ホッパーの息子、「永遠の僕達」(ガス・バン・サント)でこの前観たんですが、「イージー・ライダー」のデニス・ホッパーよりはまだ若いのですが、なんとも瑞々しいけど、なんかある(笑)素敵な青年でした。後からデニス・ホッパーの息子と知って驚いたけど、ちょっと納得。まったく印象は違いますが息子さんも良いです。
by dandanjunjun | 2012-07-04 12:16 | 映画 | Comments(2)