2012年 06月 19日
私のように美しい娘
前に観たのはいつだったか・・・。
そこまで面白いという印象はなかったけれど。
今回観て、いきなり私のトリュフォーベスト3にはいってしまいました(笑)
そして驚いたことに(今まで気にしてなかった)スタニラスは若かりしアンドレ・デュソリエだったんだ!
メガネをはずすまでわからなかった!
なにしろお行儀の悪いベルナデット・ラフォン(笑)
社会学者であるスタニラスが服役中のカミーユを訪ね、論文を書くためにインタビューが始る。
子供の頃からすれすれのところで男達を翻弄してきたカミーユがとうとうつかまる。
それまでの経緯をあけっぴろげにスタニラスにしゃべる。
しゃべるっていうか、ぶちまける感じ。
行き当たりばったりなのか、計算ずくなのか、彼女が行く先々で男達に弄ばれたり弄んだり。
出てくる男がみんな面白いの。
その最中には必ずカーレースの音のレコードをかける女ったらしや、
いやらしいけちな弁護士。
最高なのは害虫駆除のお人よし男。
どれも魅力いっぱいのキャラクター。
最後の最後まで男を手玉にとり続けるカミーユはこの先いったいどうなるのか!
そして何故か刑務所に入ってしまったスタニラスの運命は(笑)
そして寅さん。
もう10作目。
マドンナは八千草薫さんなんだけど、田中絹江登場。
米倉斉加年が堅物でなんとマドンナに恋心を。
初めての両思いだったのに、寅さんは男!
あっさり身を引きまた旅に。
かっこいいな~。
米倉斉加年もドタバタと凄く良かった。
by dandanjunjun
| 2012-06-19 12:04
| 映画
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