2011年 01月 08日
マラドーナ
サッカーの知識のほとんどない私にとって、マラドーナはサッカーの代名詞。
少し前、監督をする姿をテレビで見かけた。
「やんちゃ」という印象。
この人に興味があったわけではなく、エミール・クストリッツァ監督が何故撮ったのか知りたかった。
理屈ではなく、この人の屈託ない笑顔に驚く。
いい大人がこんな無防備な笑顔を見せるなんて!
それをカメラに収めた監督は、彼の全てを撮ろうとしているのか、というよりは自分も何か知りたいという欲求なのか。
「天才」というならサッカーの天才だろう。
彼が軽やかに走り回りゴールを決める映像はどれを見ても神業だ。
オフサイドも知らない私でも寒気がするくらい素晴らしい。
気高く正義を貫きサッカーを愛する男には脆さも。
この脆さは天才である所以なのか。
ドキュメンタリーではあるけれど、そこに監督の主観が入ってより身近に理解できる気がする。
サッカーファンもそうでない人にも是非お薦め!
by dandanjunjun
| 2011-01-08 12:18
| 映画
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